「置き換えダイエットは夜にすると一番痩せる!」と聞いたことがある方も多いでしょう。
果たして、本当にそうなのでしょうか?
今回は、夜に置き換えダイエットをするとどのようなメリット・デメリットがあるのか詳しくご紹介していきます。
どんな人におすすめなのかも併せて見ていきましょう。
目次
置き換えダイエットとはそもそも何なの?という方のために、置き換えダイエットの方法を簡単にご説明します。
置き換えダイエットというのはその名のとおり、1日3食の食事のうち、1食をダイエットスムージーやダイエットドリンクなどに置き換えるダイエット方法のことです。
食事の代わりに飲む(食べる)ことでダイエットできることから、忙しい方や手軽にダイエットしたい方に人気です。
夜置き換えダイエットというのは、置き換えダイエット商品を夜ご飯の代わりに飲んだり食べたりする方法です。
どんなメリットがあるのでしょうか?
朝食・昼食・夕食…この3食の中で、一般的に言って一番カロリーが高いのはおそらく夕食でしょう。
つまり、1日のうちで一番カロリーの高い食事を、置き換えダイエット商品にすることで、摂取カロリーを大幅に抑えることができるため、痩せやすいというメリットがあります。
手っ取り早く、そしてすぐに痩せたい場合は夜に置き換えダイエットをするとすぐに効果があらわれるといわれています。
夜に置き換えることで、そのあとすぐに寝てしまうため、朝や昼に比べてひもじい思いをせずに済むというメリットがあります。
しかし、中には夜中にお腹が空いて目が覚めてしまうという人もいるようなので、誰でもメリットになりえるというわけでもなさそうです。
夜に置き換えダイエットをすることのデメリットについても見てみましょう。
3食のうち夕食を置き換えることで、大幅な摂取カロリー減少が期待できますが、その分お腹が空きやすいというデメリットがあります。
夕食を、ダイエットシェイクなどの置き換えダイエットの商品だけにすることは、よほど腹持ちがいいものでない限り難しいでしょう。
お腹が空いて眠れない、夜中に起きてしまって結局何か食べてしまう…という危険性もありますので、空腹感が心配な方にはおすすめできません。
夕食は、家族と一緒に住んでいる方なら一緒に食べることが多いでしょう。
また、仕事をしている方は、夜に食事に誘われることもあるでしょう。
夜に置き換えダイエットをしている場合は、家族団らんの場である夕食や、職場の人や友達との食事に参加できない可能性があります。
頻繁に外食をするという方や、家族と一緒に食事を楽しみたい方にとって夜置き換えダイエットは少しハードルが高いといえます。
1日のうち1番摂取カロリーが高い食事である夕食は、栄養バランスを考えて作ったり、食べたりしている人が多いでしょう。
朝ごはんから、きちんとタンパク質・炭水化物・野菜…などバランスのいい食事を作って、もりもり食べるというのは難しいですね。
昼も、学校や職場で栄養のバランスを考えた食事を毎日食べるのは大変でしょう。
そういう場合、夕食を置き換えてしまうと、栄養がきちんと摂れないという心配があります。
栄養バランスが心配な方は、栄養素がしっかりと含まれている置き換えダイエット商品を選ぶようにしましょう。
夜に置き換えダイエットが向いている人は以下のとおりです。
・1人暮らしをしている
・朝ごはんや昼ごはんに栄養バランスの取れた食事を作れる
・寝れば空腹感を忘れられる
こんな風に、自由に食事を摂ることができる一人暮らしの方や、自炊をしていて栄養バランスの取れた食事を朝や昼に作ることができる方にはおすすめできます。
また、寝てしまえば空腹でも耐えられる…という方にも向いているでしょう。
しかし、それ以外の方には少し危険な場合もあるのでおすすめできません。
緩やかなダイエット効果でOKなら、朝や昼に置き換えてダイエットしましょう。
夜置き換えダイエットは、短期間で体重を落としたい方におすすめですが、空腹を感じやすく栄養バランスが崩れやすいため、あまりおすすめできません。
できれば、朝ごはんや昼ごはんの代わりに置き換えダイエットするのが好ましいです。
朝ごはんや昼ごはんでは、急激な体重の減少を感じられないと思いますが、それでも緩やかに、リバウンドの危険なく痩せていくことができるので、長い目で見て無理なく続けられるでしょう。