出産後は誰でも体重が増加傾向になってしまうものです。
いわゆる「産後太り」を解消するために授乳中でも置き換えダイエットを実践したいと考える人もいるのではないでしょうか。
授乳中のママが気になる「授乳中に置き換えダイエットをしてもいいの?」という素朴な疑問にお答えしていきます。
目次
授乳中だけど、置き換えダイエットを実践して、すぐにスリムになりたいと思うママも多いことでしょう。
そこで、授乳中に置き換えダイエットをすることはいいのか、悪いのか…正直にお答えします。
授乳中のママは、赤ちゃんに母乳をあげているので普段以上に食事内容に気をつけなければなりません。
母乳は赤ちゃんの大事な栄養源となるため、ママの食べたものが直接かかわってくると思ってください。
つまり、食べ物を減らしてダイエットをするというのは、授乳中にはしない方がいいといえます。
毎日授乳しているわけですから、栄養バランスの取れた食事をしていれば必要以上に太らないはずです。
授乳中にもかかわらず、太りすぎてしまった…という方は、まず食生活を見直すことからはじめましょう。
栄養素としては、鉄分、カルシウム、葉酸を意識して摂ることをおすすめします。
また、野菜中心に炭水化物、タンパク質などバランスのいい食事をきちんと3食取ることを心がけるといいですね。
「授乳中だけど、食べすぎてしまって太ってしまった…なんとか置き換えダイエットで痩せたい!」と思う方もいるでしょう。
ここでは、授乳中にできるダイエットの方法をご紹介します。
置き換えダイエット商品は、とても手軽なので、乳幼児を育てているママにとって魅力的な商品です。
しかし、授乳をしている間は、置き換えダイエット商品でダイエットをするのはおすすめできません。
置き換えダイエット商品の「よくある質問」のところを見てみると、「授乳中や妊娠中は飲まないでください」と書かれていることがあります。
ママの身体が出産の準備をする妊娠中や、赤ちゃんへ直接栄養を届ける授乳中は、食事の代用品を使ってのダイエットはできるだけしない方がいいでしょう。
どうしても置き換えダイエットをしたい場合は、食べ物で調節する方法を取りましょう。
授乳中は、バランスのいい食事が鉄則なので炭水化物もまったく抜いてしまうのはいけません。
しかし、糖質を摂りすぎて太ってしまったと感じるなら、炭水化物の量を少し減らすだけでも変化はあらわれてくるはずです。
ごはんの代わりにこんにゃく麺を食べる、唐揚げを食べるならゆでたささみのサラダを食べる…など、食べ物で工夫してあげると、栄養をしっかり摂りながらダイエットもできます。
授乳中は、食べすぎても、食べなさ過ぎてもNGです。
栄養をしっかり取って、適量を食べるということを心がけましょう。
置き換えダイエット商品を使ったダイエットは、授乳期間を経て、卒乳してからにしましょう。
赤ちゃんに授乳しなくなれば、ダイエットする機会はいくらでもあります。
焦って無理なダイエットをしてママがヘタってしまったり、赤ちゃんへ十分な栄養が送れなかったりする方が問題です。
置き換えダイエット商品を使ったダイエットは、気軽にはじめられるおすすめのダイエット方法ですが、授乳中や妊娠中は避けるようにしましょう。
また、卒乳後に取り入れるなら栄養バランスの取れた商品を選ぶことをおすすめします。
授乳中は、赤ちゃんへしっかりと栄養を届けるために、ママはちゃんとした食事を心がけなければなりません。
もし母乳だけで育てているのなら、赤ちゃんは母乳からしか栄養を摂ることはできません。
赤ちゃんの命をつなぐ大切な役割を担っていると思って、授乳中は無理なダイエットをせずにしっかり食べましょう。
卒乳してから、置き換えダイエット商品でダイエットをするなら腹持ちがよく、栄養価の高い商品を選ぶと安心です。
卒乳後に、スムーズにダイエットを成功させるためにも、授乳中から食事に気を使うようにしましょう。