置き換えダイエットは、手軽にはじめられるダイエット方法として幅広い年齢層に人気があります。
短い期間で大幅な減量に成功した方もいれば、思うように痩せられず失敗してしまった方もいます。
置き換えダイエットに失敗してしまった人は、どのような方法で行っていたのでしょうか。失敗談から、成功へのカギを探してみましょう。
目次
「置き換えダイエットをしたけれど、全然痩せられなかった」という方の話を見てみましょう。
ケース①30代女性 54キロ→50キロ 継続期間:3ヶ月
置き換えダイエット商品のダイエットスムージーでダイエットを開始しましたが、3ヶ月で4キロしか痩せられませんでした。
肌の調子はいいし、身体も以前より軽くなったけど、思ったよりも痩せられなかったのでガッカリしています。
続けるかどうか迷っています。
ケース②40代女性 60キロ→63キロ 継続期間:4ヶ月
お昼ごはんに置き換えダイエットをしているのですが、夕方にお腹が空いてつまみ食いをしたり、おやつを食べたり、夜ごはんドカ食いしてしまったりして、逆に4ヶ月で3キロ太ってしまいました。
やっぱり私には向いていないのかな?と半ばあきらめ気味です。
ケース①とケース②の女性の話から、どのような方法で進めていけば置き換えダイエットを成功させることができるのか考えてみましょう。
まず、ケース①の女性の失敗談では、「3ヶ月で4キロしか痩せられなかった」とあります。
これを少ないと見るか、「4キロも痩せられた」と見るかで結果は大きく異なります。
3ヶ月で4キロは、少ないと考える人もいるかもしれませんが、1ヶ月1キロ以上のペースで痩せることができているので、十分いいペースだといえます。
むしろ、肌の調子もよく、身体も軽いということなので、合っているダイエット方法を見つけたと考えるべきです。
3ヶ月ではなかなか変化が見られない人も大勢いますので、こちらの女性はむしろ成功している方ではないでしょうか。
諦めてしまうのは、実にもったいないです。
あと3ヶ月、合計で半年続けてみるとグンと体重に変化がみられる時期が来るかもしれません。
もし、3ヶ月続けても思うような変化が見られないという方は、ぜひ6ヶ月続けてみてください。
3ヶ月続けたなら、失敗で終わらせてしまうのは実に残念です。
成功して終われるように、ポジティブに考え方を切り替えていきましょう!
ケース②の女性は、逆に太ってしまったという失敗談でした。
確かに、ダイエットをしようとしているのに、逆に太ってしまったら失敗だと思います。
注目すべきは、置き換える時間と「ドカ食い」です。
この女性は、昼に置き換えていることで、夕食までの時間につまみ食いをしてしまったり、夕食にドカ食いしてしまったりという、一番やってはいけないことをしています。
まず、主婦の方にありがちなのですが、お昼に置き換えたあとに、家族の夕食を作らなければならない場合、どうしても作っている間にお腹が空いてしまいます。
美味しいお料理を目の前で作っているわけですから、よほど誘惑に強い方でない限りは手が出てしまうでしょう。
ましてや、今まで太っていた方というのは食べることが好きな方がほとんどですから、無理もありません。
さらに、夕食のときに「やっと食事にありつけた!」とばかりにドカ食いしてしまうこともあるでしょう。
この2つをやめるためには、できれば置き換える時間を変えることです。
主婦の方は、できれば朝ごはんに置き換えることをおすすめします。
朝ごはんから昼ごはんまでの間は、それほど長くないからです。
朝8時くらいに食べれば、昼ごはんの12時まで4時間です。
しかし、昼12時に食べたら、夜ごはんの7時まで7時間もあいてしまいます。
お腹が空くと、その分食事の量が増えて、必要以上に食べてしまう危険性があります。
朝ごはんに置き換えることで、ドカ食いを防ぐことができるのです。
ダイエットを成功に導くためにも、失敗してしまった原因をしっかりと見極める必要があります。
置き換えダイエットは誰でも簡単にできるダイエット方法ではありますが、正しいやり方を知らないと失敗してしまうこともあります。
運動と合わせることでよりダイエット効果は高まりますが、もし運動することが難しいなら、少しずつ目標体重に近づけるように無理なく進めていくことがポイントです。
失敗してしまった方の意見を参考にして、置き換えダイエットを成功させましょう。